フォークの誕生

フォークの誕生
 始めてフォークが使用されたのは1611年にロンドンのコルヤットという 人が、  「手づかみで食べるのは野蛮だ!」  ということで使った木製のフォーク。

その当時は逆に  「神から頂いた5本の指を使わないでそんな物を使うなんて野蛮だ!」  と言われていたようです。



■缶詰とナポレオン
 ナポレオンが遠征に行く際、保存の利く便利な携帯食品があれば便利なのに と思い、懸賞付きで作品を募集した。  その時、フランス人のニコラ・アベールは食品を鉄の缶に閉じ込める工夫を して応募、それが缶詰の元祖となった。



■ガラス
 古代エジプトで発明され、以来人類にとってなくてはならない物となったガ ラス。一見すると固体に見えるが、物理学的には、「粘り気が強く流動しなく なった液体」となっている。



自動販売機のコイン投入口
 自動販売機のコイン投入口にはタテのものと横のものの2種類がある。
  タテのものは投入したコインが回転しながら落ちるので、確実かつスピーディーにコインが装置に転がり込む。
  それに対して横のものはゆっくりすべりおちるので装置に転がり込むまでに時間がかかるが、自動販売機の内部スペースが節約できる特性がある。
  なので、タテのものは主に切符の券売機などに、横のものは缶ジュースやタバコなどの自販機にもちいられる。



■電話機
 グラハム・ベルが最初に発明した事になっている電話機だが、ベルが完成させる一ヶ月前にエリシャ・グレーという発明家が電話機を完成させていた。
  しかし、1876年2月14日 ベルが特許申請した2時間後に特許の申請をしてしまったために認められなかった。

 一説には、その二年前にウィリアム・ヒューマンが、三年前にはアントニオ・メンチェイという人が電話機を発明したという記録もあるようです。

  当時は子供のおもちゃ程度の発明と思われていたためにこの様な事になったようです。



糸通し
 携帯用の裁縫箱などにも入っている、針に糸を通す時に使う簡素な糸通し
  その裏側に必ずといっていいほど書かれている西洋人の顔だが、その人物は糸通しを発明したわけでも、会社の社長さんというわけでもない。
  この糸通しは本来、輸出用に作られたものなので、外国人に親しみやすいようにと、適当に西洋人の顔をプリントしたため。

 ■補足
 
  なので、数種類の顔パターンがあるようです(^^)



■使い捨てカイロ
 使い捨てカイロを始めて発売したのは、お菓子メーカーのロッテ。
  これは、お菓子の中に入れる脱酸素剤の効果の大きいものを開発していた時に偶然発見されたため。



■サイコロの「1」が赤い理由
 日本のあるサイコロメーカーが他社との差別化をはかるために赤くしたところ、売り上げが大幅に伸びたので、他の会社もそれを真似て「1」だけ赤くしたため。


  ■補足

  日本のメーカーが生産したものでも輸出用のサイコロは全て黒で塗られているので、1が赤で塗られたサイコロを見ることができるのは日本だけのようです。



■ビール大びんはなぜ半端?
 ビールの大びんの容量は633mlと中途半端な量だが、これは1944年の酒税法改正に伴いビールびん1本の内容量を統一しなくてはならなくなったときに、全てのメーカーで使えるようにと、各社のうち最も少ない容量のものにあわせられたため。


  ■補足

  小瓶の334mlも同様の理由です。



■ハイヒール
 ハイヒールの歴史は古く、紀元前4世紀頃のギリシャのテーベにある王侯墳墓の遺跡の中の絵にはすでに描かれているが、16世紀ルネッサンス時代に女性用のハイヒールが登場するまではずっと男性が履くものであった。


  ■補足
 
  18世紀には男女共にハイヒールをはいていたようです。
  現在のハイヒールはアメリカで発明されたもので、16世紀の女性がはいていたものは「チョピン」と呼ばれていました。



ファミコン
 任天堂のゲーム機で、今やテレビゲームの代名詞としても使われる事が多い「ファミコン」だが、「ファミコン」は元々シャープの登録商標


  ■補足

  正確にいうと、「ファミコン」は「シャープの登録商標」で、「任天堂の商標」という事らしいです。
  現在は商業誌などで「ファミコン」を使う場合などは、任天堂に使用料を支払っているようなので、おそらく任天堂がこれを買い取ったものと思われます。
(すみません、正確なところはわかりませんでした。)