一流とは何?

一流とは何?

ある人から見るとAさんは、一流に感じるかもしれませんが、ある人から見ると一流とは感じないかもしれません。なので、話の初めとして、何が一流か?は、それぞれの方の判断にゆだねればいいかな?と思います。但し、誰が判断するか?ということは、明快にしなければなりません。私は、それを決めるのは、「自分以外の人」と決めています。それはどういうことかと言うと、いくら「私は、一流です。」といったところで、意味がないということです。「私が前にいた会社はこうだったけど、この会社には、まだこういうことがないですね。〜 この会社の組織はここが悪いですよ。いったい、今まで何をやってきたのでしょうか?」もしくは、「私は、前の会社では、こういうことをやってきました。そのときに実績はこうで、こういうことをやったのは私なんですよね。〜」という方が、中途で入社した方は多いのですが、これこそ、「誰が言ってるの?」といいたくなるわけです。

■とは言っても、一流のイメージとは?

仕事には、3種類あるとよく言われます。

①言われたことができない

②言われたことはできる

③言われた以上のことを、その趣旨を考えて行うことができる。

です。もうおわかりだと思いますが、一流とは、③番を指します。①では、企業にはいれなくなります。②はできて当り前です。要は、③にならないと一流とはいえません。これは、仕事の技術スキルの問題です。

さらに、一流かどうかの差は、自分以外のどれだけの人を、感動させられるかだと思っています。その「感動」は、いつしか、「尊敬」に変っていくものと考えるからです。自分以外の人から、尊敬を得ることこそ、一流の証ではないかと考えています。

■具体的に

では、具体的に、何をこころがければいいのでしょうか?。

私は、まず、「志」を高くもとう〜と考えています。「志をもって、万物の源となす。」これは、吉田松陰先生の言葉です。すべての元は、「志」だということです。この志を高くもつとはどういうことでしょう?今の、私は、以下のように理解しています。人間には、この世に生まれてきた目的があり、そのことについては、何が何でも実行することであると考えています。その生まれてきた目的については、妥協しないということが、今の僕にとっては、志を高くもつということだと理解しています。私自身の生まれてきた目的は、「中小企業の発展のための縁の下の力持ち」と考えています。そして、UCF自体の企業理念も、それにしています。そのことを「おもしろおかしく」やっていこう〜というのが、私達の理念です。常に、常に、このことは心がけています。絶対に、妥協してはならないのです。何がおころうと、私達は、そのことを忘れてはならないと考えています。私共の企業に入社してきた時点では、「志」といわれても、意味も何もわからないでしょう。しかし、UCF自体の目指すところは、理解できるのではないか?と思っています。わからないなら、とにかく、それに向かって、ひたすら走ることも、重要です。これが、私が言う、「天職発想」です。天職発想をしなければ、自分自身の生まれてきた目的など、わかってくるはずがないと思うからです